ルート内の空気を見つけた場合

点滴ルート内に空気を見つけることがあります。

 

血管への空気の混入は、肺塞栓症を招きとても危険です。

 

しかし、空気量が10ml以内であればそのリスクは少ないと言われています。

 

10mlとは、一般的なルートに置き換えると2mの長さになりますから、
気泡程度の空気であれば、基本的に心配はありません。

 

ですが、患者さんにとって気泡であっても気分が良いものではありません。

 

見つけた場合は取除きましょう。

 

空気がルート内にある場合は、患者さん側のルートをクランプし、
空気が上のほうにある場合は、指ではじいたり、ボールペンなど棒状のものを芯に
患者さん側からルートを巻いて点滴筒まで押し出します。

 

三方活栓やポートの近くの場合はシリンジなどで吸引し、
ルートの根元にある場合は根元部分を外して
ルートを点滴液で満たし空気を押し出してから元に戻します。