穿刺手技を知ろう

駆血帯の巻き方

駆血帯の巻き方

血管を怒張させるための駆血帯は、
巻く時間は極力1分間を限度とします。

 

採血の場合は、長時間圧迫すると血液の濃縮を招いてしまい、
検査値に変動をきたすことがあります。

 

また、強く駆血帯を巻きすぎてしまうと動脈まで閉塞し、
毛細血管が弱い患者さんの場合は、点状出血を起こしてしまうことがあります。

 

さらに、抗凝固薬を服用している患者さんでは
出血傾向にあるので、より注意が必要です。

 

逆に、圧迫が弱すぎてしまうと血管が十分に怒張せず、
採血に時間がかかってしまうこともあります。

 

血管を怒張させるには、駆血体を巻く圧を調整することが必要です。
その目安は、「その人の最低血圧に相当する圧」です。

駆血は2度巻き

血管選択に時間がかかることもあります。
その場合は、適した血管のめぼしをつけた後、
一旦駆血体を外して穿刺の準備を整え、
その後、もう一度駆血帯を巻いて穿刺するようにします。